2016年1月28日木曜日

大寒波と水道管破裂と知覚過敏。

今年の冬。
暖かい。
温度計は、15℃を指している。




忘れてしまいそうになりますが、
少し前、30年ぶりの大寒波が来ました。
関東地方は、雪こそ降りませんでしたが、本当に寒かった。
日本海側では、寒さの余り水道管破裂。
自衛隊が飲料水配る事態になりました。
なんでそんなことが起きたか?
忘れがちですが、水特有の変化。
覚えてますか?

地球上にあるほとんどのの物質は、『固体⇔液体⇔気体』と温度によって変化します。
通常液体から固体になる過程で、体積が小さくなります。(冷えて固まると小さくなる。)
ただ、水は違います。
固体になっても、体積が増えます。
つまり、『温度の変化が起きると、体積が増える。』
この現象によって、僕らの口の中にも変化が起きます。

それは…


『知覚過敏』


実は、知覚過敏も同様な理由でも起きています。
歯には、内側の神経から外側に象牙細菅と呼ばれる細いストロー状の管が放射線状に出ています。
主な働きは、浸透圧の変化によって栄養を歯のすみずみまで供給することです。
水で満たされています。

ここに温度変化が加わる。
ストロー状の管の水が膨らむ。
神経を刺激する。
痛い。

ぼくらの体は、ほとんどが水でできています。
体の中で歯は、その影響を受けやすいです。


P.S. 温かいものでもしみてしまったら、歯医者に行ってください。

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