『○年前に入れた銀歯が、一週間前から痛くなった』
『一カ月前くらいから歯がしみる。冷たいもので特に強い』
『前から、大きく開けたときに音は鳴っていた。ここ最近は、顎が痛い。』
梅雨の時期にこんな症状の患者さんが多く来院します。
時期的なものなので、そのほとんどが、時間の経過と共に症状が緩和していきますが、
なぜこの時期には、こんなことが起こるのでしょうか?
生活のストレスが発生させる歯の痛み
体内時計と標準時間に差があると体調が悪くなりやすい。
時差ボケがとても解りやすい例です。
医学的に言うと、体の内と外で環境が違う状態のことを「脱同調」といいます。
この脱同調が長く続くとストレスを感じます。
このストレスは、歯軋りを大きくして、結果、歯・歯茎・顎の関節のどれかに症状が出ます。(一定せず、その時一番弱いところが痛くなります。)
今の時期は、昨日寒かったのに、今日は暑いなど自然の寒暖の差があり
加えて、部屋の外と内の寒暖の差もあります。
脱同調が起きやすい時期なのです。
対応方法は、
①
ストレスが緩和する(体が慣れる)まで待つ。
②
歯科医院でマウスピースを作る です。
判断基準は、痛みが生活に支障があるかどうかです。
②
の治療は、即効性がある治療なので、もし痛くなったら来院をお願いします。