2020年2月11日火曜日

年々前歯が動いてしまう本当の理由


こんにちは 河合歯科矯正歯科河合です。
今日は年々動いてしまう前歯について説明したいと思います。

最近、『前歯が傾いてきたことが気になる。』『歯が重なってきたきがする。』『歯茎が下がってきた気がする。』
このような悩みを持ってる人は、意外と多いです。
実は、咬み合わせが原因の一つであることが非常に多いです。

良い咬み合わせとは


良い咬み合わせとは奥歯が前歯を守り、前歯も奥歯を守ることができる状態。加えて、顎の関節の動きとも調和がとれている状態です。

調和が失われ力が過剰にかかる歯があると、その歯はその力から避けようとします。
結果、位置が変わることや、歯が削れることがあります。

加齢変化によって、骨代謝が低下すると歯の土台の部分が弱くなります。
若い時は動かなかったのに、年齢を重ねると歯が動いてしまう。この状態は、このように起きてしまうのです。

自己チェックと治療法


前歯が動いてしまう前の特徴は、知覚過敏や歯の圧迫感(きつくなる)があります。
前歯に過度な力を感じたら、歯医者さんに相談してください。

治療法は、『硬いマウスピースを就寝時につけること』『奥歯の被せ物や入れ歯の再作成』『矯正治療』です。咬み合わせの診断が必須になるので咬み合わせに強い歯医者さんで受けることをお勧めします。
柔らかいマウスピースや前歯を削ることによる調整はお勧めしません。一時的に症状は緩和しますが、その後症状が強くなるリスクがあります。