2018年12月8日土曜日

【新説】お米の国の歯周病予防

『今年もお疲れさまでした。来年も頑張りましょう』
忘年会での美味しい料理とお酒 楽しみな時期になりました。


忘年会は、楽しいのですが、問題が一つあります。
太るんですよ!! この悩み 僕だけではないはずです。
毎年の事ながら、この時期は、宴会と体系維持の両立がとても難しい。
方法はいろいろありますが、僕は炭水化物を制限する方法が好きです。
夜ごはんに白米を食べない方法です。結構有名ですよね。
そんな白米ですが、最近歯周病の薬としての研究も進んでいるようです。



支えとなる骨が無くなる歯周病


 日本の中高年の多くが発症している歯周病は、国民病のひとつ。歯肉の炎症から始まって徐々に深刻化。歯と歯肉の境目の歯周ポケットが深くなると、歯肉の下の歯槽骨が吸収され、歯がぐらつくようになり、最終的に歯そのものを失うことになる。未だ現在の医学でも吸収された歯槽骨の回復は極めて困難な状態です。



発見!!! 歯周病にも有効なライスパワー


 新潟大学のグループは、米から抽出した15種類のペプチド(アミノ酸加工物)を歯周病のマウスに投与した結果、9番目と11番目のペプチドは、骨の炎症を抑え、骨を吸収する破骨細胞の数を減らす働きをすることを突き止めた。つまり、お米から抽出された成分が優秀な予防薬になるということです。



日本人はやっぱりお米が大好き


 「日常的に食べる米であれば安全な治療薬が開発できるうえ、現在使われている抗生物質の乱用を抑えることにも結びつく」今後は新潟に拠点がある米の関連企業と連携して、新薬開発に乗り出すとのことです。今後の展開が楽しみです。

2018年11月30日金曜日

4人に1人が知りたいお口のマナー


昼は、紅葉。夕焼けを挟んで、夜はイルミネーション。

世の中がカラフルな時期です。目の保養になりますね。



さて、今回も『歯科医療に関する一般生活者意識調査』のデータから読める最近の歯科事情です。



二人に一人は、お口の中に何かしらのトラブルがあると思っている。




『2~3日前から咬んだ時に痛い。咬んでないと痛くない。』などなど

当たり前なのですが、歯医者さんに来るかたは、何かしらお口の悩みを抱えている。

問題なのは、その人数です。なんと10~70代の人口の約50%もいる

千葉ニュータウン中央駅の周りを例に考えると、3000035000人の方がお口にトラブルがあると考えている。

虫歯や歯周病の細菌だけではなく咬み合わせが原因の咬合性外傷や咬合性歯根膜炎を考えると、妥当な線かなぁとも思います。



1位 歯周病 2位 虫歯 




歯や口の中に関して知りたいことを聞くと、

    「歯周病の予防と治療方法」(50.1%)

    「むし歯の予防と治療方法」 (48.9%)、

    「口臭について」(33.8%)

    「ホワイトニングについて」(25.0%)

    「歯の正しい磨き方について」(22.0%)の順となりました。

予防方法が1位2位を占めたのは当然ですが、『歯並び・矯正』を抑えて、ホワイトニングが上位に来たことが、少し意外でした。



あと数年も経てば、髪型を整えるようにお口の中の色も整える。

そんな時代も来るのかもしれません。

2018年11月15日木曜日

昭和~平成~その後へ 変わってゆく習慣


通勤途中の電車の中より

電車の中から見る景色は飽きないもの

子供のころはずっと見ていた記憶があります。

最近の子供は、スマホやタブレットを見ている子が多いですね。

世代によるものなのか、普通にとる行動は変わってきているのですね。



さて、



世代間の差は、いろいろな所に出てきます。

僕らの世界では、日本歯科医師会が毎年そのような差を集計して発表していることは知られていません。

その集計したもの『歯科医療に関する一般生活者意識調査』でここ数年にわたりある変化がありました。


変わってきた歯医者さんの使い方


まず、この1年間に1回以上、「歯科医院もしくは病院の歯科でのチェック」を受けている人は50.2%、検診・健診を受けた人は全体の約半数にあたります。

歯科医院に通っている理由にも以前は【痛い・腫れた】が一番でした。

ですが、「痛み・はれ・出血があったから」(2011年:45.8→32.6)、「定期的に通う(チェック)時期だったから」(2011年:20.6→32.0)、「過去の治療箇所の不具合が生じたから」(2011年:30.3→24.7)となり、5年前に比べ、20~40代の「具体的な痛みや症状を実感したら受診する」という人は減り、口の中の病気予防や健康チェックのために受診する人が増えています。理由は歯科疾患と全身の健康との関わり、「歯周病」と「低体重児出産や早産」「血糖値を下げる妨げ」「肺炎」「脳卒中」「心臓疾患」へ影響が少しづつ認知されてきたことが考えられます。



あと数年も経てば、髪型を整えるようにお口の中も整える。

そんな時代も来るのかもしれません。

2018年11月8日木曜日

膝や腰だけではない!! 季節の変わり目に痛くなるもの


診療室で半袖の子供を見ると勘違いしてしまいそうですが、

日中も最高気温が20℃ちょい。

11月に入って寒くなってきましたね。

体調崩している方も多いですね。

電車の中もマスク姿の人が目立ちます。



この時期の気を付けたいお口の中の変化は、

l  歯茎が腫れやすいこと(特に親知らず)

l  知覚過敏が起きやすいこと

l  顎関節症状が出やすいこと(音・痛み・偏頭痛)



季節の変わり目は、普通に生活しているだけでも疲れやすいです。

日々の気温の変動が激しすぎて、合わせるのに一苦労。

環境に適応できない状態は、ストレスを生みます。

そして、それは歯軋りを発生させます。



歯軋りは、歯・歯茎・顎関節に負荷をかけます。

普段は、痛くなくても歯軋りによる負荷がかかることで痛みが出やすくなります。



これから、年末~年始と忙しく変化の多い日が続きます。

急に歯が痛くなっても慌てない様にしたいですね。

2018年11月1日木曜日

小さな変身願望 

世の中、ハロウィン一色でしたね。
仮装して、いつもとは違う誰かになれることは、とても楽しいと思います。
THE変身願望ですね。
まぁ、人に迷惑をかけてはいけないですが

仮装、変身。
自己表現ともいえますが、自分を隠すための変装。
表現方法は人それぞれですが、匿名性を守るための防御ともとれます。 
SNSがコミュニケーションツールとして確立されている現代には、なじみやすいのかもしれません。

さて、

インビザラインを知っていますか?
最近ではYouTubeにも広告が出ているので有名になりましたよね。
マウスピースを使った矯正です。
誰にも気づかれずに、行えるのが最大の長所です。
つまり、匿名性が強い変装の様な方法です。
元々成人の方が対象だったのですが、少しずつ対象年齢が広がり、
最近は、小学校低学年にも対応できるようになりました。

学校歯科検診で、歯並びにチェックされたものの
見た目が変化するのを気にして、矯正治療が出来なかった子にとっては、
良い知らせかもしれませんね。

2018年6月18日月曜日

歯科検診引っかかった人の為の虫歯予防法

新しい学年もスタートし、学校歯科検診も終わりました。
歯医者さんにはもう行きましたか?
河合歯科矯正歯科にも、ぞくぞくと来院してますが、
出来れば、フッ素やクリーニング以外での通院避けたいもの。
その為に、必要なこと。その一つに日々の歯磨きがあります。
『フロスを使った方が良いですか?』
『フッ素を定期的に塗った方が良いですか?』
『電動歯ブラシの方が良いですか?』

子供の虫歯で困ったお母さんは、よくこんな事をお話します。
あなたはどうですか? やっぱり同じようなことを考えてしまいますよね。
どれも、効果があるのですが、もっと大切なことがあるのです。
それは、「合計歯磨き時間を増やす」です。
歯磨きの時間が増えると唾液の出る量が変わります。
唾液は、薬の様なものです。人間だけではなく犬や猫まで傷出来ると、誰にも教わってもいないのにペロペロ舐める習性があります。これは、唾液に含まれるIgAと呼ばれる殺菌作用を使い、傷口を消毒してるのです。
電動歯ブラシ、デンタルフロス、フッ素、歯磨き粉。全て大切ですが、
まず、自分自身の免疫機能を最大限発揮させるのが大切です。

2018年5月18日金曜日

素敵な口元は、鼻からはじまる

この間、移動をしているときのお話
手渡されたティッシュにふと目を奪われた。
フェイシャルパックの写真がのっている普通のエステの広告なんですが、
「パックって鼻しか呼吸するための穴が無いんだなぁ」
「鼻詰まってたら、大変だなぁ」
なんて思いながら見てしまった。

鼻で呼吸する事は大切


鼻呼吸が重要なのは、歯並びもスキンケアも一緒。
鼻呼吸が出来ないと、自然と口呼吸をします。すると、出っ歯に成ります。
前歯は唇内面に沿うように生えてくるのです。
矯正後にまだ口呼吸の癖が残っていると、再び出っ歯になることも…

美しい口元は、鼻呼吸によって保たれる

口と鼻は、顔の奥の方で繋がっています。
切っても切れない関係です。
口の機能・見た目を保つためには、この働きが必要です。
また、歯の生え変わりにも重要な働きを持っています。
鼻に正しく仕事をさせることで、口元をしっかり保ちましょう。