2019年2月22日金曜日

1分で出来る口腔癌のセルフチェック

こんにちは 河合です。
本日はタイムリーなお話。

先日、堀ちえみさんが口腔癌になられたとのニュースを観ました。
比較的、早期発見が出来るため
あまり怖くはない病気です。
簡単に出来るセルフチェックの方法をお伝えしようと思います。

(堀ちえみさんの場合、リウマチのお薬の副作用が、口内炎だったことが対応が遅れた原因と考えられます。)

① 1週間たっても改善しない。
お口の病気は、治りが早い傾向があります。1週間以上続く症状は、何か原因があります。
② 接触痛が続く。
口内炎と口腔癌の大きなちがいは、痛みの強さと長さがあります。特に接触痛では著明であるとされています。

以上、2点です。簡単でしょ。
早めの対応で、安心を手に入れてください。
それでも不安な場合は、拝見させて頂きます。お気軽にお電話下さい。

2019年1月12日土曜日

歯医者だけが知っている完食指導の欠点

昨年末、ニュースで少し話題になった
『完食指導』
私なりに考察をしてみました





学生時代、運動部に所属していた私は、完食指導に反対はしません。
勿体無い+用意してもらった方々への感謝の気持ちを知ることができるからです。
ただ、歯科学的に完食指導が適さない子供がいるのも事実。
その特徴は、①上の歯並びしか見えないまたは、目立つ ②前歯の歯並びがガタガタになっている です。
このどちらかが当てはまる場合、完食指導は慎重に行った方が良いと思います。
理由は、歯が使いづらいからです。



使いづらい歯とは




口は2つの方向に動きます。縦方向の丁番運動。扉の開閉の様な運動と、
横方向の側方運動です。
使いづらい歯とは、側方運動をうまく行えない歯並びのことです。
側方運動ができないと、食べ物をブツ切りに出来ても、磨り潰すことがとても困難なため、飲み込むまでにとても時間がかかります。結果、途中で飲み込むことを諦めたり、疲れて食事をやめてしまうこともあります。





残さず食べることを教えることは、感謝を伝えること。
とても大切なことですが、咀嚼することが苦手な子供に対しては
他の方法で伝える方が良いですね。

2018年12月17日月曜日

歯と頭が痛い人は、知っておいた方が良い事


「最近、頭痛がしていませんか?」

「どうしてわかったのですか?」

こんなやり取りをすることがよくあります。

歯並びは、なぜ頭痛につながるのか?

今回は、これについてお話したいと思います。

咬み合わせ由来の頭痛




咀嚼筋は、下顎の骨とほお骨や頭蓋骨をつないでいる厚い筋肉で、ものを噛む際に重要な役割を果たします。

歯をくいしばると(ストレスを受けたときにするように)、この筋肉がこわばることがよくあります。これが、頭痛の原因の一つとなるのです。

それがどうして頭痛につながるのか?それは咀嚼筋がこわばってくると、一緒になって頭と首のほかの筋肉も緊張するためです。

例えば、「後頭下筋群」(頭の後ろの底部にある筋肉グループ)や、「前斜角筋」と「中斜角筋」(首の筋肉)などです。その力があまりにも大きいと、緊張性頭痛が起きます。

痛みは、薬を飲みたくなる位強い場合もありますが、自分自身で行うマッサージで簡単に解消できることもあるのです。



頭痛を解消!咬筋マッサージのやり方




1 アゴの骨とほお骨がつながっているところにある「咬筋」を、そっと圧迫します。

2 口を開けて。

3 閉じます。



指の腹か指関節を咬筋に当てます。そして、できるだけアゴを開きます。次いで、口を閉じ、筋肉の緊張が解けるまでこの動きを繰り返します。たったそれだけ。最初は、1日に数回行う方がよいでしょう。

ストレスがかかる年の瀬、歯をくいしばる傾向がある人はとくに。緊張性頭痛が出やすくなります。咀嚼筋のケアも一緒に行い、健やかに新年を迎えましょう。

2018年12月8日土曜日

【新説】お米の国の歯周病予防

『今年もお疲れさまでした。来年も頑張りましょう』
忘年会での美味しい料理とお酒 楽しみな時期になりました。


忘年会は、楽しいのですが、問題が一つあります。
太るんですよ!! この悩み 僕だけではないはずです。
毎年の事ながら、この時期は、宴会と体系維持の両立がとても難しい。
方法はいろいろありますが、僕は炭水化物を制限する方法が好きです。
夜ごはんに白米を食べない方法です。結構有名ですよね。
そんな白米ですが、最近歯周病の薬としての研究も進んでいるようです。



支えとなる骨が無くなる歯周病


 日本の中高年の多くが発症している歯周病は、国民病のひとつ。歯肉の炎症から始まって徐々に深刻化。歯と歯肉の境目の歯周ポケットが深くなると、歯肉の下の歯槽骨が吸収され、歯がぐらつくようになり、最終的に歯そのものを失うことになる。未だ現在の医学でも吸収された歯槽骨の回復は極めて困難な状態です。



発見!!! 歯周病にも有効なライスパワー


 新潟大学のグループは、米から抽出した15種類のペプチド(アミノ酸加工物)を歯周病のマウスに投与した結果、9番目と11番目のペプチドは、骨の炎症を抑え、骨を吸収する破骨細胞の数を減らす働きをすることを突き止めた。つまり、お米から抽出された成分が優秀な予防薬になるということです。



日本人はやっぱりお米が大好き


 「日常的に食べる米であれば安全な治療薬が開発できるうえ、現在使われている抗生物質の乱用を抑えることにも結びつく」今後は新潟に拠点がある米の関連企業と連携して、新薬開発に乗り出すとのことです。今後の展開が楽しみです。

2018年11月30日金曜日

4人に1人が知りたいお口のマナー


昼は、紅葉。夕焼けを挟んで、夜はイルミネーション。

世の中がカラフルな時期です。目の保養になりますね。



さて、今回も『歯科医療に関する一般生活者意識調査』のデータから読める最近の歯科事情です。



二人に一人は、お口の中に何かしらのトラブルがあると思っている。




『2~3日前から咬んだ時に痛い。咬んでないと痛くない。』などなど

当たり前なのですが、歯医者さんに来るかたは、何かしらお口の悩みを抱えている。

問題なのは、その人数です。なんと10~70代の人口の約50%もいる

千葉ニュータウン中央駅の周りを例に考えると、3000035000人の方がお口にトラブルがあると考えている。

虫歯や歯周病の細菌だけではなく咬み合わせが原因の咬合性外傷や咬合性歯根膜炎を考えると、妥当な線かなぁとも思います。



1位 歯周病 2位 虫歯 




歯や口の中に関して知りたいことを聞くと、

    「歯周病の予防と治療方法」(50.1%)

    「むし歯の予防と治療方法」 (48.9%)、

    「口臭について」(33.8%)

    「ホワイトニングについて」(25.0%)

    「歯の正しい磨き方について」(22.0%)の順となりました。

予防方法が1位2位を占めたのは当然ですが、『歯並び・矯正』を抑えて、ホワイトニングが上位に来たことが、少し意外でした。



あと数年も経てば、髪型を整えるようにお口の中の色も整える。

そんな時代も来るのかもしれません。

2018年11月15日木曜日

昭和~平成~その後へ 変わってゆく習慣


通勤途中の電車の中より

電車の中から見る景色は飽きないもの

子供のころはずっと見ていた記憶があります。

最近の子供は、スマホやタブレットを見ている子が多いですね。

世代によるものなのか、普通にとる行動は変わってきているのですね。



さて、



世代間の差は、いろいろな所に出てきます。

僕らの世界では、日本歯科医師会が毎年そのような差を集計して発表していることは知られていません。

その集計したもの『歯科医療に関する一般生活者意識調査』でここ数年にわたりある変化がありました。


変わってきた歯医者さんの使い方


まず、この1年間に1回以上、「歯科医院もしくは病院の歯科でのチェック」を受けている人は50.2%、検診・健診を受けた人は全体の約半数にあたります。

歯科医院に通っている理由にも以前は【痛い・腫れた】が一番でした。

ですが、「痛み・はれ・出血があったから」(2011年:45.8→32.6)、「定期的に通う(チェック)時期だったから」(2011年:20.6→32.0)、「過去の治療箇所の不具合が生じたから」(2011年:30.3→24.7)となり、5年前に比べ、20~40代の「具体的な痛みや症状を実感したら受診する」という人は減り、口の中の病気予防や健康チェックのために受診する人が増えています。理由は歯科疾患と全身の健康との関わり、「歯周病」と「低体重児出産や早産」「血糖値を下げる妨げ」「肺炎」「脳卒中」「心臓疾患」へ影響が少しづつ認知されてきたことが考えられます。



あと数年も経てば、髪型を整えるようにお口の中も整える。

そんな時代も来るのかもしれません。

2018年11月8日木曜日

膝や腰だけではない!! 季節の変わり目に痛くなるもの


診療室で半袖の子供を見ると勘違いしてしまいそうですが、

日中も最高気温が20℃ちょい。

11月に入って寒くなってきましたね。

体調崩している方も多いですね。

電車の中もマスク姿の人が目立ちます。



この時期の気を付けたいお口の中の変化は、

l  歯茎が腫れやすいこと(特に親知らず)

l  知覚過敏が起きやすいこと

l  顎関節症状が出やすいこと(音・痛み・偏頭痛)



季節の変わり目は、普通に生活しているだけでも疲れやすいです。

日々の気温の変動が激しすぎて、合わせるのに一苦労。

環境に適応できない状態は、ストレスを生みます。

そして、それは歯軋りを発生させます。



歯軋りは、歯・歯茎・顎関節に負荷をかけます。

普段は、痛くなくても歯軋りによる負荷がかかることで痛みが出やすくなります。



これから、年末~年始と忙しく変化の多い日が続きます。

急に歯が痛くなっても慌てない様にしたいですね。