2016年2月4日木曜日

『愛情ホルモン、オキシトシン』

NHKスペシャルの刺激をうけて始めた。
4回シリーズ。
最後は、ホルモンバランスの変化です。



妊娠中から出産・産後まで、女性の体はホルモンバランスの大変動があります。
妊娠中は、女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量が増えます。

【エストロゲン】
卵胞ホルモンともいわれ、卵胞を育てる働きと子宮内膜を厚くする働きがあります。肌のコラーゲンを増やしたり、抗酸化作用があるほか、女性らしい肌や髪のハリ艶や体つきに影響を及ぼしています。

【プロゲステロン】
黄体ホルモンともいわれ、子宮内膜の状態を整えて妊娠時の母体と胎児を守る働きがあります。皮脂分泌を増やし、水分をため込む作用があり、むくみの原因になるほかイライラの原因でもあります。

この2つのホルモンは、出産時に母体の負担を緩和させるために働きます。
産後2日目くらいから急激に減少し、かわりに増えてくるのが『母乳の分泌を促すホルモン』です。
妊娠中、10ヶ月かけてゆっくりと増えてきたホルモンが突然減り、違うホルモンが増えるという急激な変化に、体はすぐには対応できません。
あちこちで不調が出てきます。
この『母乳の分泌を促すホルモン』の一つに『オキシトシン』があります。

【オキシトシン】
主に筋肉の収縮に関与し、分娩時に子宮収縮させる。
乳腺の筋線維を収縮させて乳汁分泌を促すなどの働きを持つ。
他にも、感情が増大されるように作用する働きを持ちます。
ただ、この働きは、反作用を生むことがあります。
誰かを大切に思い、気に掛けていると、その人のためになることをしようとします。
第三者がそれを邪魔した場合、(自分が直接被害を被ったわけではなくとも、相手に特別な非があるわけではなくとも)、その第三者を傷つけるような行動に出る可能性がある。
つまり、攻撃性が強くなるという事です。

産後の体が元通りになるまでは、およそ1~2年ほどかかります。
しかし、パートナーが、しっかり話をまじめに聞いていた時、愛情面が増大する傾向にあったようです。

人の助けってすごいですね。