2017年12月15日金曜日

タバコをやめると歯茎が腫れる!?

世の中クリスマスムード
今年ももう終わりですね。
今年どんな年でしたか?
ぼくは、今年禁煙を達成しました。

禁煙を始めると走れる時間が長くなったり、
主に運動系の回復が起こるようになり、
『やっぱり、たばこはよくないなぁ』
と、思いました。
その後しばらくして、もう一つ体に変化が起きました。
歯ブラシすると歯茎がジンジンするんです。
はじめは、禁煙のストレスからくるものと考えていたのですが、
期間が少し長い、そこで調べてみると意外なことがわかりました。

タールは昔、薬だった


禁煙して体の中に入る物質として無くなったのが
『ニコチン』と『タール』
ニコチンは、神経伝達物質の強いもので、無くなると刺激が足りず、
また煙草を吸いたくなる欲求にかられます。
禁煙の難しさはこのニコチンによるものです。

一方タールは、歯や気管支に沈着して、着色や息苦しさを起こします。
しかし、このタール
昔は、薬として使用されていた事があります。
主に皮膚病ですが、特効薬まではいかないですがそれなりに効能があったとのことです。
これには、タールの隠れた作用があったからです。
それは、『鎮痛作用』

禁煙すると歯茎が痛くなる


タバコを吸うと、もちろんこの痛み止めが歯茎に作用します。
そのため、歯周病が進行しても気付かない。
本来痛いと感じるものを感じない。
禁煙してタールの沈着が無くなると、痛みを感じられる様になります。
そしてそれこそが、健康的な状態なのです。