2019年5月18日土曜日

令和元年 母親になる人に知ってもらいたいこと


令和初のブログ投稿
気合いをいれて、いきます。

何を話そうか?
今日はいつもの診療で気を付けている大事なことについて
話そうかなと思います。


世の中は、少子高齢化社会ですが、千葉ニュータウンは子供が多い!
患者さんの中にも妊娠されている方が常にいます。
最近では、出産+子育てと虫歯菌+歯周病菌は関連があることも認知されているので、
出産前にお口の環境を整えるために、歯医者さんに来られる方がいます。
どなたも通常の歯科診療は何も問題ないのですが、妊娠後期(8カ月以降の方)の方限定で気を付けていることがあります。
それは、椅子を倒す角度。仰向けで水平位まで倒してしまうと気分が悪くなることがあります。仰臥位低血圧症候群(ぎょうがい ていけつあつ しょうこうぐん)と呼ばれます。

仰臥位低血圧症候群とは?

SHSと略され,妊娠末期の妊婦さんが仰臥位になった際,子宮が下大静脈を圧迫し,それにより右心房への静脈還流量が減少するため,心拍出量が減少し低血圧となるもの。頻脈,悪心・嘔吐,冷汗,顔面蒼白などの症状があります。対応としては,心臓側を下にして横たわること。右心系に血液が戻ってくるようにすることで,症状は速やかに回復する。

自宅での就寝時にも起きることがあります。もし横になっている時、気分悪くなったら、左を下にしてみてください。

2019年4月19日金曜日

新生活でわかる矯正の必要性


すっかり桜も葉桜に代わり、本格的に春になってきました。
新社会人・ご入学など生活の変化もあり、今までの日常とは違う生活を
どこか落ち着かない様子で過ごす人もいると思います。

新小学一年生は、どこか落ち着かない様子
ドキドキの生活が始まります。新たな生活の中には給食もあります。
大人になっても色々な思い出があるため、給食を提供するお店へ食事をしに行く方もいるくらい思い出深いものです。私たちも経験した給食が彼らの中でも始まります。
楽しく食べていい思い出を作ってほしいものです。

ただ、

悪い記憶をお持ちの方もいますよね。私たちの記憶の中にも給食を嫌がる同級生が一人はいるはず、そのほとんどは、食べるスピードが遅い子だったはずです。
その子は、なぜ毎回そんなに食べるのが遅かったのでしょうか?
これには咬み合わせが深く関与します。


正常なお口の動きは開閉運動の縦の動き、磨り潰す横の動きの両方ができます。
しかし、咬み込みが深すぎる子は歯の重なりが深すぎて、横の動きをする際に上の歯が壁になってしまい上手く動かせません。
このため縦の動きだけで食事をとるのですが、片方の動きだけで飲める大きさにするのには時間がかかります。
家庭での朝ごはんや夜ご飯には時間に制限がないので大きな問題にはなりませんが、給食には時間に制限があります。遊ぶ時間やお話をする時間を含めてお昼休みなのです。
友達と一緒の行動をとれないとこで嫌な思いをしています。


こんな思いを止めるためには、原因の咬み合わせを改善することが必要です。
20年前とは大きく異なり、今は6歳くらいから使える装置もあります。
『うちの子、ひょっとしたら…』 と思ったら、
まず、歯医者さんに相談してみてください。

2019年2月22日金曜日

1分で出来る口腔癌のセルフチェック

こんにちは 河合です。
本日はタイムリーなお話。

先日、堀ちえみさんが口腔癌になられたとのニュースを観ました。
比較的、早期発見が出来るため
あまり怖くはない病気です。
簡単に出来るセルフチェックの方法をお伝えしようと思います。

(堀ちえみさんの場合、リウマチのお薬の副作用が、口内炎だったことが対応が遅れた原因と考えられます。)

① 1週間たっても改善しない。
お口の病気は、治りが早い傾向があります。1週間以上続く症状は、何か原因があります。
② 接触痛が続く。
口内炎と口腔癌の大きなちがいは、痛みの強さと長さがあります。特に接触痛では著明であるとされています。

以上、2点です。簡単でしょ。
早めの対応で、安心を手に入れてください。
それでも不安な場合は、拝見させて頂きます。お気軽にお電話下さい。

2019年1月12日土曜日

歯医者だけが知っている完食指導の欠点

昨年末、ニュースで少し話題になった
『完食指導』
私なりに考察をしてみました





学生時代、運動部に所属していた私は、完食指導に反対はしません。
勿体無い+用意してもらった方々への感謝の気持ちを知ることができるからです。
ただ、歯科学的に完食指導が適さない子供がいるのも事実。
その特徴は、①上の歯並びしか見えないまたは、目立つ ②前歯の歯並びがガタガタになっている です。
このどちらかが当てはまる場合、完食指導は慎重に行った方が良いと思います。
理由は、歯が使いづらいからです。



使いづらい歯とは




口は2つの方向に動きます。縦方向の丁番運動。扉の開閉の様な運動と、
横方向の側方運動です。
使いづらい歯とは、側方運動をうまく行えない歯並びのことです。
側方運動ができないと、食べ物をブツ切りに出来ても、磨り潰すことがとても困難なため、飲み込むまでにとても時間がかかります。結果、途中で飲み込むことを諦めたり、疲れて食事をやめてしまうこともあります。





残さず食べることを教えることは、感謝を伝えること。
とても大切なことですが、咀嚼することが苦手な子供に対しては
他の方法で伝える方が良いですね。

2018年12月17日月曜日

歯と頭が痛い人は、知っておいた方が良い事


「最近、頭痛がしていませんか?」

「どうしてわかったのですか?」

こんなやり取りをすることがよくあります。

歯並びは、なぜ頭痛につながるのか?

今回は、これについてお話したいと思います。

咬み合わせ由来の頭痛




咀嚼筋は、下顎の骨とほお骨や頭蓋骨をつないでいる厚い筋肉で、ものを噛む際に重要な役割を果たします。

歯をくいしばると(ストレスを受けたときにするように)、この筋肉がこわばることがよくあります。これが、頭痛の原因の一つとなるのです。

それがどうして頭痛につながるのか?それは咀嚼筋がこわばってくると、一緒になって頭と首のほかの筋肉も緊張するためです。

例えば、「後頭下筋群」(頭の後ろの底部にある筋肉グループ)や、「前斜角筋」と「中斜角筋」(首の筋肉)などです。その力があまりにも大きいと、緊張性頭痛が起きます。

痛みは、薬を飲みたくなる位強い場合もありますが、自分自身で行うマッサージで簡単に解消できることもあるのです。



頭痛を解消!咬筋マッサージのやり方




1 アゴの骨とほお骨がつながっているところにある「咬筋」を、そっと圧迫します。

2 口を開けて。

3 閉じます。



指の腹か指関節を咬筋に当てます。そして、できるだけアゴを開きます。次いで、口を閉じ、筋肉の緊張が解けるまでこの動きを繰り返します。たったそれだけ。最初は、1日に数回行う方がよいでしょう。

ストレスがかかる年の瀬、歯をくいしばる傾向がある人はとくに。緊張性頭痛が出やすくなります。咀嚼筋のケアも一緒に行い、健やかに新年を迎えましょう。

2018年12月8日土曜日

【新説】お米の国の歯周病予防

『今年もお疲れさまでした。来年も頑張りましょう』
忘年会での美味しい料理とお酒 楽しみな時期になりました。


忘年会は、楽しいのですが、問題が一つあります。
太るんですよ!! この悩み 僕だけではないはずです。
毎年の事ながら、この時期は、宴会と体系維持の両立がとても難しい。
方法はいろいろありますが、僕は炭水化物を制限する方法が好きです。
夜ごはんに白米を食べない方法です。結構有名ですよね。
そんな白米ですが、最近歯周病の薬としての研究も進んでいるようです。



支えとなる骨が無くなる歯周病


 日本の中高年の多くが発症している歯周病は、国民病のひとつ。歯肉の炎症から始まって徐々に深刻化。歯と歯肉の境目の歯周ポケットが深くなると、歯肉の下の歯槽骨が吸収され、歯がぐらつくようになり、最終的に歯そのものを失うことになる。未だ現在の医学でも吸収された歯槽骨の回復は極めて困難な状態です。



発見!!! 歯周病にも有効なライスパワー


 新潟大学のグループは、米から抽出した15種類のペプチド(アミノ酸加工物)を歯周病のマウスに投与した結果、9番目と11番目のペプチドは、骨の炎症を抑え、骨を吸収する破骨細胞の数を減らす働きをすることを突き止めた。つまり、お米から抽出された成分が優秀な予防薬になるということです。



日本人はやっぱりお米が大好き


 「日常的に食べる米であれば安全な治療薬が開発できるうえ、現在使われている抗生物質の乱用を抑えることにも結びつく」今後は新潟に拠点がある米の関連企業と連携して、新薬開発に乗り出すとのことです。今後の展開が楽しみです。

2018年11月30日金曜日

4人に1人が知りたいお口のマナー


昼は、紅葉。夕焼けを挟んで、夜はイルミネーション。

世の中がカラフルな時期です。目の保養になりますね。



さて、今回も『歯科医療に関する一般生活者意識調査』のデータから読める最近の歯科事情です。



二人に一人は、お口の中に何かしらのトラブルがあると思っている。




『2~3日前から咬んだ時に痛い。咬んでないと痛くない。』などなど…

当たり前なのですが、歯医者さんに来るかたは、何かしらお口の悩みを抱えている。

問題なのは、その人数です。なんと10~70代の人口の約50%もいる…

千葉ニュータウン中央駅の周りを例に考えると、30000~35000人の方がお口にトラブルがあると考えている。

虫歯や歯周病の細菌だけではなく咬み合わせが原因の咬合性外傷や咬合性歯根膜炎を考えると、妥当な線かなぁとも思います。



1位 歯周病 2位 虫歯 




歯や口の中に関して知りたいことを聞くと、

①    「歯周病の予防と治療方法」(50.1%)

②    「むし歯の予防と治療方法」 (48.9%)、

③    「口臭について」(33.8%)

④    「ホワイトニングについて」(25.0%)

⑤    「歯の正しい磨き方について」(22.0%)の順となりました。

予防方法が1位2位を占めたのは当然ですが、『歯並び・矯正』を抑えて、ホワイトニングが上位に来たことが、少し意外でした。



あと数年も経てば、髪型を整えるようにお口の中の色も整える。

そんな時代も来るのかもしれません。