2016年9月2日金曜日

竹 ~急成長の裏側~


そう、この竹です。誰も知っている竹ですが、実は、意外なトリビアがあるのです。




成長しない日々


実は、竹は、4年もの間、一向に高くならないのです。蒔いてから4年間は、小さな芽が出るだけ。全然、成長が見られないのです。 
なぜ、竹は一向に高くならないのか?というと、実は、その4年間の間に、土の中に深く、深~く根を張り続けているのです。竹は20m以上の高さになります。当然、それだけ高く成長するのであれば、しっかりとした根が必要になるわけです。まず、しっかりと根を張ることで、背の高い幹を支える土台を作っていたのです。そしてしっかりとした土台が出来たとたん、あとは、一気に目に見えるように成長していく。 ピーク時には、1日に1mも高くなることがあるそうです。それだけの急成長をしても、20mを超す高さになっても、根がしっかりしているから、感単に折れるということはないのです。 
竹も最初の4年間は成長しています。だけど、その成長は目に見えません。
これは、あなたの今やっていることや、チャレンジしていることにも言えるかもしれません。頑張っているけど、結果が出ない。成長している気がしない。 
今、結果を出している人も、最初から上手くいっていたわけではないかもしれません。4年か、それ以上苦労して、努力し続けていたのかもしれません。竹の成長を横で見ている様に、1年で急成長していると見えるかもしれません。 

諦める?


しかし、見えない所で、4年もの間、成長するための土台づくりをしっかりとやってきたわけです。すぐに結果は出ないかもしれませんが、焦らず、継続していくことで、5年後に一気に成長しているかもしれません。5年といえば、長く感じるかもしれませんが、人生における5年間はそれほど長いものではないのではないでしょうか? 土台がしっかりしていれば、ちょっとやそっとでは倒れることはありません。4年間の土台作りをすることで、あとはずっと高い位置を保てるなら、取り組む価値はありますよね。がんばっているけど、結果が出ないと、落ち込んでいる人は、ぜひこの話を覚えておいてくださいね。

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